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ここではJESUS FILM の作品で使用した台詞で、名台詞となって殿堂入りした台詞を紹介していきましょう。
殿堂入りの基準は、監督が普段プライベートで使うようになったかどうかが基準です。


「ジーザス・・・」


使用作品:「ツチノコドライブ」
言った人物:吉田智演じる吉田三等兵

この台詞はジーザスフィルムの起源なので、この台詞抜きにジーザスは語れません。
実は初めて使ったのは、中島監督の学生時代の「キルゾーン ―絶対射殺域―」とゆう作品で、篠原とゆう男が、仲間2人を一瞬で殺された時に言った台詞です。
意味は「何てこった」です。
「ジーザスクライスト」(おお神よ)が正式な台詞ですが、よく洋画でも「ジーザス!!」ってな感じで、短縮して使われてますよね。
意識して聞くと、たぶん「ファック!」並に発せられてる単語です。
余談ですが、監督は当初「JESUS FILM」か「Fuck'in Film」かで団体名を悩んでました。
今考えると、本当にジーザスにしてよかったです。
ファッキンフィルムにしたら、普通に考えたら名前からして入る人が激減ですよね(笑)

劇中では、吉田三等兵が大快がツチノコホイホイに捕獲されている壮絶な姿を見て言った台詞でした。
さすがの吉田三等兵も、ツチノコホイホイのあまりの凶悪さに、この台詞を吐かずにはいられなかったのでしょう。

さて、日常での「ジーザス・・」の使用頻度及び浸透度ですが、ジーザス内では中島監督・小林・木村への浸透度は計り知れず、常用単語として「こんにちは」以上の使用率を誇っています。
監督が在籍した摂南大学映画研究部での浸透率も異常で、現在でも日常的に使用されている模様であります。

発音は「ジーザス・・・」のように感嘆的に言っても良いですし、「ジーザス!!」と叫んでも良いです。

ちなみに「ジーザス」とゆう漫画が存在し、その漫画は中島監督の愛読書でもあります。

「キーターーーッ!!あの家かぁっ!!」


使用作品:「ツチノコドライブ」

言った人物:宮田奈津子演じる、宮田調査員

脚本執筆時は「2チャンネル的なキーーーターーーーッ!!」でいこうと考えており、リハの段階でも名台詞になるとはまったく思わなかったこの台詞。

劇中では宮田調査員が、ツチノコホイホイホイホイを使って、ツチノコホイホイの場所を探し当てた時に言った台詞でした。

本番時、極度の寒さの中、短パンで演じて貰った宮田さんの絶妙な言い回しや動きが、動物愛護団体シールドアニマル大阪支部宮田調査員を最高に演じて貰えた結果となり、神が舞い降り殿堂入りとなりました。
この台詞のシーンは、見返す度に味が出てくるんですよね。

使用例は、トランプ等で良いカードを引いた時「キーーターーーッ!!」
ドライブで目的地に着いた時「キーーターーーッ!!」
注文した料理が来た時「キーーターーーッ!!」など。
   

「わからない・・・・」


使用作品:「砂亜子」
言った人物:原田功一演じる、永司

劇中では砂亜子と共に土に埋まる悟郎が、永司に向かって「明日から永司さんはどうやって生きていくんですか?」と聞かれ「わからない・・・・」と呟く台詞です。

この台詞は、原田功一とゆう個性派俳優が演じなければ、名台詞にはならなかったでしょうね。

砂亜子の撮影以来、監督は普通「わからへん。」と答える時に「わからない・・・・」と原田さん風に答える癖がついております。

応用編として「わわわわわからない・・・・」と、どもって答えるのもアリですね。

「6人なら殺れる」


使用作品:「ホリエモン奪還 マーベラス&モーフィアス」(unit JESUS)
言った人物:吉田智演じる、モーフィアス

劇中では6人の警察官なら殺せるという意味で、モーフィアスが2丁拳銃を出して言う台詞です。
とにもかくにもかっこいいんですよ。

使用方法は、「6人なら殺れる」をそのまま使うのではなく、例えば料理を多めに出された時なら、「この量なら殺れる」と言った風に使います。
「3時間に合う?」と聞かれたなら、「3時なら殺れる」と言った具合です。

つまる所、「〜なら殺れる」という文法を使えば、何でもかっこよく感じるというわけです。